物性試験、組成分析でリサイクル樹脂の評価を支援します。
プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(2022年4月1日施行)や欧州ELV指令改正案発表
(2023年7月)等の法規制の動きに対応するため、自動車産業を中心に国内におけるプラスチック
リサイクルの取り組みは益々加速しています。
再生品の物性維持・回復が重要課題となるリサイクル技術開発に取り組む上で、組成分析・物性評価は
欠かせません。当社は長年培ってきた分析・評価技術を駆使し、お客様の課題解決を支援します。
特徴/当社の強み
・回収した樹脂、リサイクル樹脂のポリマーから添加剤まで、長年培った高度な組成分析サービスをご提供します。
・各種物性・熱物性、機械特性だけでなく官能試験や耐久試験まで、お客様の課題に合わせた分析設計をご提案します。
評価項目 | 手法 | |
組成 | ポリマー | FT-IR、熱分解GC-MS、NMR |
添加剤 | GC-MS、LC-MS | |
異物 | 光学顕微鏡、FT-IR、EPMA | |
微量金属元素 | ICP-AES | |
ハロゲン | 燃焼IC | |
物性・熱物性 | 密度 | アルキメデス法 |
融点 | DSC | |
ガラス転移点(Tg点) | DSC、TMA、DMA | |
線膨張率 | TMA | |
溶解流動性 | MFR | |
機械特性 | 引張弾性率、降伏応力 | 引張試験 |
曲げ強度 | 曲げ試験 | |
衝撃強度 | シャルピー衝撃試験 | |
硬さ | ロックウェル硬度試験、ナノインデンター | |
粘弾性 | DMA、レオメーター、ナノインデンター | |
官能試験 | におい | におい嗅ぎGC-MS、臭気指数測定 |
色 | 分光測色計 | |
耐久性 | 環境試験 | 耐候性試験、恒温恒湿試験、冷熱衝撃試験 |
酸化劣化 | UV-ESR、ケミカルルミネッセンス |