住化分析センターではお客さまのご目的に基づき、提携している国内、国外の試験機関で最適な試験方法による試験をご提供いたします。 下記以外の有害・安全性試験ならびにそれらに関する情報提供、コンサルティング等対応いたします。 まず貴社のご目的(開発段階スクリーニング、官庁申請、自主規制、顧客要求、MSDS作成、自社製品ハザード評価、等および予算・期間…)をお教えください。
有害性・安全性試験の動向
動物を用いた化学物質の有害性・安全性試験は動物愛護の観点より3R[動物を用いない試験(Replacement)、動物の少ない試験(Reduction)、動物に苦痛を与えない試験(Refinement)]にEU、USAを中心に移行しつつあります。 国際的に化学物質の試験を統一化しているOECDのテストガイドラインにおいてもすでに幾つかの試験がこれに基づいて改廃され、世界的な流れは上記3Rを優先する方向にあります。 また安全性の基準に関しては、2003年7月に国連(UN)より「Globally Harmonized System for Classification and Labelling of Chemicals:GHS(化学品の分類と表示に関する国際調和)」(Purple Book)が勧告され、2010年末までに多くの国でGHSが実際に導入されています。
GHSは危険有害性に関する世界的な物指しを統一にするもので、統一されたラベルや(M)SDSにより作業者・消費者の安全確保のみならず、係わるすべての人にとって非常に重要であるハザードコミュニケーションを世界的に共通化するために作られました。 現在以下の項目がUNGHS有害性の分類対象の項目となっています。
人健康有害性
- 急性毒性[経口、経皮、吸入]
- 皮膚刺激性/腐食性
- 眼刺激性/腐食性
- 皮膚感作性
- 生殖細胞変異原性
- 発がん性
- 生殖毒性
- 特定標的臓器/全身毒性
- 吸引呼吸器有害性
環境影響性
- 水生環境有害性
主な有害性・安全性試験方法の概要
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