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低損失材料の高感度吸水率評価

5G(第5世代移動通信システム)で利用される伝送材料は低吸水率が求められます。
一般的にはJIS C 6481(重量法)で測定されますが、高感度な測定には加熱気化-KFや水分吸脱着測定等が有効です。

加熱気化-カールフィッシャー法

測定容器内に採取した試料を加熱し、発生した水分を乾燥窒素ガスで測定セルに送り捕集した水分を電量滴定法または容量滴定法で定量します。

仕様 ●試料量 :粉体、フィルム、液体等
      10gかつ容量2.5 mL以下
●加熱温度:70~300 ℃
●ガス流量:N2、50~250 mL/min
●測定範囲:30µg~50,000µg
  -電量滴定法:CA-200(ppm~1%)
  -容量滴定法:KF-200(1%以上)

JIS C 6481(重量法)

水分吸脱着測定法

一定温度で試料周辺の湿度を変化させ、その質量変化を測定します。
密閉空間の湿度変化による質量変化を連続的にモニターすることで吸水速度や吸水量などの水分吸脱着特性を評価できます。

仕様 ●試料サイズ:粉体、フィルム、液体等
      重量:~200 mg程度
      形状:最大20×30 mm
●温度・湿度:10~25℃ Dry~85%RH
                       25~85℃ Dry~90%RH
●最小ステップ:1 ℃、5 %RH
●基本雰囲気:N2フロー(大気圧)
●測定有効値:数10 µg

技術事例

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