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バイオマス評価

バイオマス資源の利用は地球温暖化問題の解決手段として有望視され、バイオマスから生産される各種エネルギーや基幹化学品、工業製品はカーボンニュートラルな資源として研究が進められています。 住化分析センターではバイオ燃料の規格試験、組成分析および安全性評価、さらにバイオリファイナリーの考えに基き有用化学品の探索まで支援し、サステイナブル社会の実現に向け貢献しています。 下表には事例と評価項目を記載しましたが、これら以外の事例も対応可能ですのでご相談ください。

バイオマス評価内容

評価 事例 評価項目
バイオ燃料の規格試験
  • バイオ燃料が規格に適合しているか試験したい。
  • バイオ燃料の発熱量を確認したい。
  • バイオエタノールのJASO、JIS試験
  • バイオディーゼル燃料のJASO、JIS試験
  • 木質ペレットの試験
バイオ燃料の組成分析
  • バイオ燃料の堆積物や腐食の原因を調査したい。
  • 燃焼効率を向上させるため、不燃成分を確認したい。
  • 不純物(金属、有機酸等)の分析
  • メタン発酵、BTLプラントの各工程におけるガス組成を把握したい。
  • プラント配管を腐食するガスが生成していないか調査したい。
  • バイオガスの組成分析
バイオ化学品の組成分析
  • バイオマス原料および製造プロセスにおいて高付加価値品、基幹化学品となる物質を探索したい。
  • プロセスの収率を改善するため副産物の組成を調査したい。
  • クライオプローブ付高感度NMRによるリグニンの構造解析
  • バイオリファイナリー関連物質の分析
  • 基幹化学品の分析(有機酸、モノマー等)
  • 高付加価値品の分析
  • 糖類の分析
  • 分子量分析
  • リグニン分解物の構造解析
  • バイオマスの発酵プロセスにおいて阻害要因となる物質を調査し、収率を向上させたい。
  • 発酵阻害物質の分析(有機酸、フェノール類等)
  • ヒノキ、スギ処理液中の有機酸の組成分析
燃料、製品の安全性評価
  • 燃料系部材がバイオ燃料で腐食される恐れがないか評価したい。
  • バイオ燃料の浸漬試験
  • 消防法に基づき試験を行い、バイオ燃料の保管方法について確認したい。
  • バイオ燃料の引火点、発火点等
触媒・粉体・物性試験(触媒の評価)
  • バイオ燃料製造工程の触媒プロセスにおいて収率を向上させたい。
  • 触媒中のレアメタルの使用量を減らしたい。
  • 触媒物性の評価
  • 触媒の組成・構造評価
  • 酵素使用量を削減するため活性の高い酵素をスクリーニングしたい。
  • 酵素活性測定
バイオマス原料の評価
  • 樹種による組成の違いを調査し、原料の最適化を図りたい。
  • セルロース、リグニン等の定量
  • バイオマス原料の微細構造を確認し、酵素糖化率を向上させたい。
  • バイオマス原料の微細構造観察

評価事例のご紹介

再生資源燃料等の危険性評価

近年、地球温暖化等の環境問題への関心が高まる中、循環型社会への移行を目指し、ごみや下水汚泥等の廃棄物を燃料として再利用する試みが積極的に進められています。また、バイオマス燃料として木質ペレットも産業分野や家庭用ストーブなどで利用が増加しています。これらの再生資源燃料は、大量および長期貯蔵時に、自己発熱や自然発火、爆発等といった危険現象を起こす可能性があり、実際に大規模な事故も起こっております。その為、消防庁消防研究センターにおいて再生資源燃料の危険性が調査され、「再生資源燃料等の安全の確保に係る調査検討報告書」が公表されました。これを受けて、国土交通省が各都道府県に対し、「下水汚泥固形燃料発熱特性評価試験マニュアル(発行:日本下水道事業団)」を参照し、安全管理を徹底するよう呼びかけています。
下水汚泥固形燃料発熱特性評価試験マニュアルでは、下表のような危険性評価試験を推奨しております。特に事例や知見の少ない製法や原料を用いる際には、慎重な取り扱いが求められます。

危険性評価試験項目および試験法

推奨試験項目 試験法
危険性評価試験 発生ガス分析 H2,CH4,CO GC/TCD
発酵試験 H2,CH4,CO,O2 GC/TCD
粉じん爆発試験 下限界濃度 JIS Z8818
熱分析 熱重量測定 TG-DTA
発熱量 SC-DSC
C80
通気式発熱試験 SIT
貯蔵試験 ワイヤーバスケット

当社では各種評価試験を実施可能です。ご不明な点などございましたらお問い合わせください。

参考リンク 総務省消防庁HP:ごみ固形化燃料等関係施設の安全対策調査検討報告書

技術事例

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