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塩水噴霧試験

金属材料及びめっき等の無機皮膜または塗膜等の有機皮膜を施した金属材料の耐食性を調査します。

自動車外装材、あるいは車載電子機器は使用環境の多様性から、温度・湿度、振動・衝撃、特殊環境(塩水、腐食性ガス、塵埃)、各種薬品等への耐久性が求められます。塩水噴霧試験では、使用時の「塩分を含む環境」や「塩水を含む環境における温湿度変化」を再現し、耐食性を評価することで製品の品質・信頼性の確認が可能です。

塩水噴霧試験の「リモート立会サービス」について

信頼性試験では、実稼働状況を模擬するため、試料設置(向き、角度など)が重要な項目となります。リモート立会サービスは、試験場への出張が困難なお客様でも試験前の試料設置の詳細や試験後の試料状況をご確認いただくことができます。

詳細はこちらをご確認ください
●リモート立会サービス

試験方法

塩水噴霧試験の方法
①中性塩水噴霧試験(NSS) 5%NaClpH6.5~7.2/試験温度35℃±2℃ 一般的な塩水を模擬した中性領域の試験
②酢酸酸性塩水噴霧試験(AASS) 5%NaCl+酢酸pH3.1~3.3/試験温度35±2℃ ①に酢酸を加え、酸性雰囲気下として酸化性を高めた試験
③キャス試験(CASS) 5%NaCl+酢酸+CuCl2・2H2OpH3.1~3.3/試験温度50±2℃ ②に銅イオンを加え、さらに酸化性を高めた腐食促進性が最も高い試験

複合塩水噴霧サイクル試験(低温;-40℃)

塩水噴霧試験よりも実環境に近い暴露条件のため、腐食促進性が高く、短時間での耐食性評価が可能です。

【メリットその1】 実環境における温度や湿度(乾燥状態)の変化を再現したサイクル試験が可能
   ➡ 塩水噴霧後に乾燥工程を設けることで、より厳しい加速劣化試験となります。
【メリットその2】 多様な環境(温暖地域、寒冷地域)で利用される製品の耐久試験が可能
   ➡ 暴露温度によって材料の浸食性は大きく変化するため、より実態に即した試験となります。
【メリットその3】 降雪地域における融雪剤の影響等、寒冷地域の実環境で試験することが可能
   ➡ 融雪剤(塩分を含む)は腐食性が著しく高いため、降雪地域で使用される製品では重要な試験となります。

複合塩水噴霧サイクル試験装置
塩水噴霧 25~50℃
乾燥 60±1℃ 20~30%RH
湿潤 50±1℃ 95%RH 以上
外気導入 RT温度(温湿度制御なし)
低温 RT~-40℃
槽内寸法 900×600×500mm
※槽内中央に塩溶液噴霧機有り
    有効スペース:右エリアW200 × D400 × H150 mm
    左エリアW200 × D400 × H150 mm
試料枚数 150 x 70 x 1 mm 厚標準試験片で最大48 枚設置可能
最大荷重 10kg
※試料テーブル変更により重量物の搭載可能(max30kg)
ケーブル孔 1個
※ 人工酸性雨サイクル試験も対応可能です。 
【複合塩水噴霧サイクル試験装置】 【複合塩水噴霧サイクル試験装置】

各種規格に基づく試験条件に対応

各種JIS規格、ISO規格、JASO規格に準拠した塩水噴霧試験(複合サイクル試験)が可能です。

規格番号 規格名称
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
JIS C 60068-2-11 環境試験方法(電気・電子)塩水噴霧試験方法
JIS C 60068-2-52 環境試験方法−電気・電子−塩水噴霧(サイクル)試験方法(塩化ナトリウム水溶液)
JIS D 0201 自動車部品-電気めっき通則
JIS H 8502 めっきの耐食性試験方法
JIS K 5600-7-1 塗料一般試験方法-第7部:塗膜の長期耐久性-第1節:耐中性塩水噴霧性
JIS K 5600-7-9 塗料一般試験方法-第7部:塗膜の長期耐久性-第9節:サイクル腐食試験方法-塩水噴霧/乾燥/湿潤
JIS K 5621 一般用さび止めペイント
ISO 9227 人工大気における腐食試験-塩水噴霧試験
ISO 16750-1 路上走行車-電気電子機器の環境条件及び試験-第1部:一般
ISO 16750-4 路上走行車-電気電子機器の環境条件及び試験-第4部:気候的負荷
JASO M609 自動車用材料腐食試験方法
JASO M610 自動車部品外観腐食試験方法

技術事例

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