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in vitro 皮膚透過性試験

薬剤の経皮投与は、徐放性による血中濃度の維持や肝臓での初回通過効果を回避することができる利点があり、近年注目されている投与経路です。当社では、経皮吸収性を評価するためのin vitroの皮膚透過性試験を提供しています。

特長

◆ 当社保有の「インラインセル自動経皮吸収試験システム」では皮膚を透過した化合物が溶出する側にあるレセプターチャンバーが流路の一部となることで、チャンバー内の液が持続的に交換される構造となっています。このためチャンバー内の化合物濃度が低く保たれ、製剤側との濃度勾配が維持されます。これにより生体内により近い条件での経皮吸収をin vitroで評価することができます。
◆ レセプター液は加温され、生理的な条件で試験を行うことができます。
◆ 貼付剤や軟膏、ジェル製剤など様々な製剤の評価に対応いたします。
◆ 独立したインラインセルで同時に測定ができるので、複数の製剤の試作タイプを効率よく評価できます。
◆ サンプリングを自動で実施できるため作業時間が削減できます。また、手作業によるバラツキを軽減できます。
◆ 濃度測定はLC-MS/MSを用いて行います。そのため、選択性良く高感度での測定が行えます。

仕様

機器:インラインセル自動経皮吸収試験システム ILC07™(PermeGear社)
有効面積:0.38cm2(直径0.7cm)
流速:0.5mL/h~10mL/h
サンプリングポイント数:16ポイント
サンプリング間隔:0.1時間(6分)~20時間
セル 7セル/1台
図1 システム概要 図1 システム概要
図2 インラインセル模式図 図2 インラインセル模式図

技術事例

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