核酸医薬品の品質試験及び安定性試験

核酸医薬品の研究開発段階から承認申請、市販後の品質試験及び安定性試験をGMPや信頼性基準など、規制対応下で実施します。
実施体制
- ICHガイドラインに基づき試験を実施
- 信頼性基準*1、日本、米国、欧州で要求されるGMPに準拠
- 国内外の法規、ガイダンス、ガイドライン*2を遵守しデータインテグリティを担保
査察・監査対応
- FDA査察、PMDA査察、QP監査、国内外顧客による監査など、多数の実績あり
特長
- 核酸医薬品の品質の担保と評価において考慮すべき事項について*3など、最新の規制動向に従い、アンチセンスオリゴ核酸(ASO)やsiRNA、各種リガンドコンジュゲートなど、対象となる核酸医薬品(目的物質)の構造や特性を考慮し、原薬や製剤の試験法開発や規格及び試験方法の設定を支援します。
- 2次元LC-MS/MSによる不純物プロファイリングが可能です。
品質試験及び安定性試験
- ICHガイドライン*4に準拠した長期保存試験、加速試験、苛酷試験及び光安定性試験
- 安定性保存施設は集中管理システム(NASTERシステム)でモニタリング
検体の取扱い
- 凍結乾燥された核酸は環境中の湿度の影響を受けやすいため、低湿度環境で取り扱い
- 粉体封じ込め設備(EC2)における、高生理活性物質の取り扱い(OELカテゴリー5まで)
- BSL2までのバイオハザード検体の取り扱い
測定手法
| 規格項目 | 試験内容 | 使用機器/測定条件 |
|---|---|---|
| 性状 | 肉眼観察 | - |
| 確認試験 | カウンターイオン | ICP-MS、ICP-AES、IC |
| 融解温度(Tm値) | 温度制御UV | |
| 分子量 | IPRP-LC-UV-MS | |
| 純度試験 | オリゴヌクレオチド不純物 | AEX-LC、SEC-LC |
| IPRP-LC-UV-MS | ||
| 残留溶媒 | GC、GC-MS、IC | |
| 残留金属 | ICP-MS | |
| 定量法 | 含量 | IPRP-LC-UV-MS、UVなど |
| 水分 | 気化-電気滴定 | KF水分計 |
| pH | 局方 | pH計 |
| 微生物限度試験 | 三局調和法 | - |
参考文献
- ※1 信頼性基準実施体制(医薬品、医療機器等の品質、有効性および安全性の確保等に関する法律施行規則第43条)
- ※2 FDA 21 CFR Part11
「医薬品等の承認又は許可等に係る申請等における電磁的記録及び電子署名の利用について」薬食発第0401022号 平成17年4月1日
Annex11 to the EU Guide to GMP Computerized Systems
「医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドラインについて」薬食監麻発1021第11号 平成22年10月21日
A risk-based Approach to Compliant GxP Computerized Systems (GAMP 5), ISPE/GAMP COP (2008.2) - ※3 「核酸医薬品の品質の担保と評価において考慮すべき事項について」 薬生薬審発 0927 第3号平成30年9月27日
https://www.pmda.go.jp/files/000228569.pdf(独立行政法人医薬品医療機器総合機構ウェブサイト)
「核酸医薬品の品質の担保と評価において考慮すべき事項について」に関する質疑応答集(Q&A)について 事務連絡令和4年6月9日 - ※4 独立行政法人医薬品医療機器総合機構、 “ICH-Q1 安定性試験法” (accessed 2025.12.10)
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