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2021-Ⅱ号(Vol.54)

概要

発行日
2021年08月27日
特集
人のココロとカラダに寄り添うサイエンス

目次

提言

感性工学と価値創造

関西学院大学 工学部 情報工学課程 教授 感性価値創造インスティテュート 所長 長田 典子 先生

未来へ繋ぐ

メタボロミクスのバイオマーカー探索への応用

代謝物を網羅的に測定・解析するメタボロミクスは,分析機器性能・技術の向上により様々な分野への応用が広がっている。疾患や医薬品による有害作用のバイオマーカー探索もそのひとつで,著者らを含めて論文が数多く報告されてきた。一方,メタボロミクスによって同定されたバイオマーカーが表立って実用化された例は未だ存在しない。そこで本稿では,著者らが実施したメタボロミクスによるバイオマーカー探索の実例と,実用化に至らない原因,そして普及に向けた動きについて著者らの経験を含めて紹介したい。

国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部第2室長 齊藤 公亮 先生

SCAS FRONTIER REPORT -分析技術最前線

ユーザが望む触感実現のための感性価値評価 -多次元触感物性計測法の開発と階層モデリングによる触感予測-

ヒトの感性に寄り添った製品開発が注目されている。当社は,2020年4月に,ユーザの感性的な観点から望まれるモノやコトを導き出す感性価値評価サービスを開始した。感性価値評価は製品の開発方針決定,高付加価値化に貢献する技術である。本稿では,感性価値評価の中でも製品開発において大きなウェイトを占める触感評価について,多次元触感物性計測法の開発および柔らかさ感の要因解析と,階層モデリングによる触感予測として持ち心地を含めた触感の構造化について述べる。

技術開発センター 東 秀幸‣山本 悠

SCAS FRONTIER REPORT -分析技術最前線-

細胞医薬品に求められる品質・安全性評価 ~規制動向と最新技術トピックス~

細胞医薬品に求められる品質・安全性評価はガイダンスや指針に示されているが,原料細胞の由来,製品の種類や製造方法によって必要な評価項目に違いがある。そこで,本稿では細胞医薬品を分類し,それぞれに必要となる品質・安全性評価項目を整理するとともに,未分化性の評価のためのアルカリフォスファターゼ染色,STR 解析を用いた細胞認証および混入細胞の評価,PCR 法を用いたウイルス否定試験や遺伝子導入ベクター残存および核型異常の検出を取り上げて紹介する。当社では開発初期から商用生産までの各段階で求められる品質・安全性試験や試験法検討などの分析サービスを提供する体制の整備を進めている。

大阪ラボラトリー 西岡 由紀
技術開発センター 北中 淳史‣塩谷 幸弓‣岩田 美紀

SCAS FRONTIER REPORT -分析技術最前線-

サイトカイン測定の意義とその留意点

サイトカインは造血系や免疫系への機能を持つ分泌型糖タンパク質であり,最新の分類では6 つのファミリーに分類される。サイトカインそのもの,またはサイトカイン受容体を標的とする医薬品が上市されているほか,臨床検査,免疫療法における副作用指標に利用されるなど,生体試料中のサイトカイン測定の意義が高まっている。Multiplex を含むligand binding assay での測定が汎用されているが,測定バリデーションに関する規制,測定結果に影響を与える種々の要因に注意を払う必要がある。当社はお客様の求める分析仕様を第一に考え,サービス提供してまいります。

大阪ラボラトリー 白井 雅子‣川口 美和‣大岡 香織‣曽根原 和彦

規制& 標準化の潮流

ますます厳しくなる医薬品の不純物管理 ~元素不純物~

テクニカルソリューション業務室 大神 泰孝

SCAS NOW - 分析技術紹介 –

精密質量分析計を用いたナノ-LC-MSによるプロテオーム解析

大阪ラボラトリー 一番ヶ瀬 智子

SCAS NOW - 分析装置紹介 –

新商品:高感度,高精度,高速起動を実現した元素分析装置SUMIGRAPH®NCH-Ci

大阪ラボラトリー 日下 義哉

SCAS NOW – ソリューション紹介 –

PMDA対面助言サポートサービス

健康・安全事業部 佐古 智弥
安全性評価部 島村 尚史

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近畿化学協会 第21 回 環境技術賞受賞「燃料電池自動車(FCV)の水素品質評価用 簡易サンプリング技術の開発」

主な投稿論文・口頭発表等 2020.11 → 2021.4

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