概要
- 発行日
- 2016年08月26日
- 特集
- 再生医療
- ※所属名は発行当時のものです。
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目次
提言
再生医療の産業化に向けて, 求められる細胞製剤の品質検査とは
TALK ABOUT 21
ヒトiPS細胞から肝細胞への分化誘導と毒性評価系への応用
ヒトiPS 細胞から分化誘導した肝細胞は,再生医療への応用のみならず,創薬過程における毒性評価系や薬効評価系への応用が期待されている。本稿では,著者らが研究開発を進めているヒトiPS 細胞から肝細胞への高効率分化誘導法,および創薬研究,特に医薬品開発研究における毒性試験へのヒトiPS 細胞由来分化誘導肝細胞の応用について,現状と課題,可能性について解説する。
規制&標準化の潮流
データ・インテグリティについて
SCAS FRONTIER REPORT -分析技術最前線-
再生医療等製品の品質評価試験(特性解析・安全性評価試験)への取り組み
国内における再生医療の臨床応用,再生医療等製品の研究開発推進の機運を受けて,周辺産業の将来市場の拡大への期待が高まっており,有効性と安全性の確保を目的とした法的枠組みの整備も同時に進められている。再生医療等製品の評価試験には,従来,低分子医薬品やバイオ医薬品に用いられてきた手法に加え再生医療等製品に対応した種々の分析手法も求められる。細胞生存率評価試験やフローサイトメーターを用いた細胞純度試験,感染性物質の存在を否定するためのマイコプラズマ否定試験やウイルス否定試験,製品中の不純物や目的外生理活性物質など,当社で実施している評価試験を紹介する。
医薬品・食品等への混入異物の傾向と対策について
各種製品への異物混入は昔から見られるが,特に医薬品・食品分野においては,近年SNS(Social Networking Service)の普及により,異物が発見されるとインターネットを通じて発信される事で,瞬く間に大きな問題に発展する傾向にある。製造現場では,インライン検査装置の導入や作業員への教育徹底などの混入防止対策が進んでいるにも関わらず,根本的解決に繋がっているとは言い難い。本稿では,このような異物混入の原因や本質的課題を明らかにすると共に,被害を最小限に抑えるための要となる異物分析技術とその結果から導き出される原因究明への処方について解説する。
SCAS NOW -新分析技術・新分析装置紹介-
LIB 電極断面のin situ ラマンイメージング
炭素繊維強化樹脂(CFRP)の構造解析
改正労働安全衛生法のリスクアセスメント支援サービス
燃料電池車用水素燃料の品質評価 ~オンサイト分析サービスを開始~
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