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米国化学会発行の学術雑誌の表紙に当社TEM観察結果が選ばれました

この度、国立研究開発法人産業技術総合研究所 妹尾博グループ長、マセセ・タイタス主任研究員との協業により発表した論文がアメリカ化学会発行の学術雑誌 ACS Applied Nano Materials 2021年1月号の表紙に選ばれました。
論文では、カリウムイオン電池正極材料として高い性能を示すハニカム層状構造K2Ni2TeO6について、当社の原子分解能STEM観察の結果、従来知られていたP2型に加えて新たにP3型の積層構造が発見されたこと、また積層欠陥、転位および層の湾曲という特異な欠陥構造が確認されたことを発表しております。
論文はオープンアクセスとなっておりますので、下記リンクよりご確認いただくことが可能です。今後も当社は培ってきた高度な前処理およびTEM観察技術を活かして先端材料の研究開発の促進に貢献してまいります。

論文の詳細:
ACS Applied Nano Materials January 22, 2021  Volume 4, Issue 1, 279-287
著者:Titus Masese, Yoshinobu Miyazaki, Godwill Mbiti Kanyolo, Teruo Takahashi, Miyu Ito, Hiroshi Senoh, and Tomohiro Saito
※論文へのリンクはこのお知らせの末尾に表示しております。

お問い合わせ先
住化分析センター マテリアル事業部
担当:木村
TEL:06-6202-1000

表紙画像(ACSサイトから転載) 表紙画像(ACSサイトから転載)

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