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核型解析

核型解析は、染色体の核型を評価することで、染色体レベルでの異常の有無を判断し、対象とする再生医療に用いる細胞の安全性に関する情報を得ることができます。

特長

・豊富な解析実績を有しています。信頼性基準対応の試験に対応します。
・多数の顧客監査や当局査察の実績があります。
・英文報告書作成の対応や海外申請を支援します。

核型解析の代表的な解析手法と用途

 核型解析において代表的なG-band解析とmFISH解析の特徴を以下に示します。

◆G-band解析
サンプル 分裂期の細胞(培養細胞)
検出方法 トリプシン・ギムザ染色による各染色体のバンドパターン
分解能 5Mb程度
用途 得意 構造異常の検出(逆位、重複、欠失、転座など)、異数性の検出、マーカー染色体の検出
不得意 微小な構造異常の検出、複雑な構造異常の識別

※Q-band解析はヘキスト染色またはキナクリン・ヘキスト染色による核型解析であり、得られるデータの内容はG-band解析と同等です。
◆マルチカラーFISH解析(mFISH解析)
サンプル 分裂期の細胞(培養細胞)
検出方法 複数の蛍光標識をブレンドしてラベル化した個々の染色体に特異的なプローブによる染色体の色分け
分解能 1.5Mb程度
用途 得意 構造異常の検出(転座)、複雑な構造異常の識別、マーカー染色体の識別、異数性の検出
不得意 同一染色体間で起きた構造異常の検出(逆位、重複、欠失)


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