食品中のアクリルアミド分析

アクリルアミド問題

2002年4月、スウェーデン食品庁が、炭水化物を多く含む食材を高温で加熱して製造した食品にアクリルアミドという化学物質が高濃度に含まれていると報告し、その後、欧米でも同様の結果が報告されています。
その後、ジャガイモや穀物の主要アミノ酸の一つであるアスパラギンがメイラード反応(食品の調理・加工において食品の色、味、香りに係わる重要な反応と考えられています)を経てアクリルアミドとなることが明らかとされました。

アクリルアミドとは

アクリルアミドは国際がん研究機関(IARC)による発がん性分類において、2A(人に対しておそらく発がん性がある)に分類されています。

アクリルアミドの規制について

  • 現在食品中のアクリルアミドに規制を設けている国はありません。
  • 飲料水中のアクリルアミドについては、世界保健機構(WHO)が、0.5ppbというガイドラインを推奨しています。
  • ドイツの連邦消費者健康保護・獣医学研究所(BgVV)は、1ppmを行動基準値として採用することを2002年8月14日に勧告しました。

住化分析センターの測定体制

分析フロー ホモジナイズ→遠心分離→抽出→誘導体化→溶媒抽出→GC/MS測定

  • 測定方法:右図「分析フロー」のとおり
  • 定量下限値:概ね <0.5ppb
  • 必要試料量:食品 100g程度、飲料 500mL以上
  • 納期:試料受領後、2週間程度で速報
  • その他:食品以外の分析も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせください。

食品試料の測定クロマトグラム

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