ダイオキシン類分析
平成17年9月14日、「ダイオキシン類対策特別措置法施行規則第2条第1項第4号の規定に基づき環境大臣が定める方法(平成17年9月環境省告示第92号)」が公布および施行されました。
住化分析センターでは、今回公布および施行された生物検定法に対応しております。
住化分析センターの生物検定法について
概要
ダイオキシン類がアリール炭化水素受容体に結合することを利用した方法
住友化学開発方法:測定法名称 “Ahルシフェラーゼアッセイ”
環境省告示第92号(H17.9.14)第1の3
前処理に、変則多層カラムを使用し、測定に、ダイオキシン類応答性組換え細胞HeB5を用いた レポータージーンアッセイを利用してダイオキシン類の毒性等量を測定する方法
適用試料
- 法第28条第1項及び第2項の規定に基づき特定施設の設置者が行う排出ガス(焼却能力2t/時未満の廃棄物焼却炉に限る)およびばいじん等の測定
- 法第24条第1項に基づく廃棄物焼却炉に係るばいじん等の処理の基準の検定

ダイオキシン類測定(含有量・溶出量・気中濃度・燃焼試験)
特に材料の燃焼試験についてご紹介いたします。
試験方法
試料1gを分取し、自社製環状炉にて燃焼、燃焼時に発生した排ガスを厚生省マニュアル通りにサンプリング・分析し、理想燃焼条件下でのダイオキシン類発生量を測定します。
条件
- 燃焼温度:室温~1000℃(お客さまご指定による)
- 燃焼ガス:人工空気または純酸素等( お客さまご指定による )
- 定量下限値:0.1ng-TEQ/g(2,3,7,8-TCDD換算)
試験体の形状および数量、サンプリング方法等
お客さまご指示の通りの形状で燃焼。(ただし、燃焼管に入る寸法)必要試料量は10g程度。
注意点
- 燃焼試験には、公定法(公的機関で定めた方法)が存在しません。
- ご指定の各種条件下(理想条件)での測定となり、現実の焼却炉での燃焼とは条件が異なることがあります。
- “燃焼試験結果=ダイオキシン類が発生しない”と、現実の焼却炉でのダイオキシン類測定結果は、同じではありません。
ダイオキシン類燃焼試験装置 全体図
燃焼用 試料皿(10g用)