におい成分の閾値
「におい」は、各成分ごとに「閾値(いきち)」があり、その存在を検知できる最低濃度を「検知閾値」、どのような「におい」か識別可能な濃度を「認知閾値」と呼んでいる。
下記に代表的な成分の検知閾値例を示します。
「におい」成分の検知閾値の例
| 成分名 | 閾値(ppm) | 成分名 | 閾値(ppm) |
|---|---|---|---|
| ホルムアルデヒド | 0.5 | 硫化メチル | 0.003 |
| アセトアルデヒド | 0.0015 | 二硫化メチル | 0.0022 |
| プロピオンアルデヒド | 0.001 | メチルメルカプタン | 0.00007 |
| メタノール | 33 | アンモニア | 1.5 |
| エタノール | 0.52 | トリメチルアミン | 0.000032 |
| ジェオスミン | 0.0000065 | インドール | 0.0003 |
| プロピオン酸 | 0.0057 | n-プロパン | 1500 |
| n-酪酸 | 0.00019 | ベンゼン | 2.7 |
| n-吉草酸 | 0.000037 | アセトン | 42 |
| 硫化水素 | 0.00041 | メチルエチルケトン | 0.44 |
「におい」成分閾値は、成分の種類によって「%からpptレベル(10-12)」まで幅広く、従ってその「におい」評価については、前処理、濃縮さらには分析法の最適化等、複合的な組合わせが必要となります。
- 文献
- 永田好男、竹内教文:
三点比較式臭袋法による臭気物質の閾値測定結果、第29回大気汚染学会講演要旨集、528(1998) - G.Leonardos,D.Kendall,N.Barnard:
Odor Threshold Determination of 53 Odorant Chemicals、J Air Poll.Control Association、19,2,91-95(1969)
- 永田好男、竹内教文: